
男性も女性も関係なく、輝き潤いに満ちた髪の毛に憧れます。清潔感があり、髪の毛のケアに気を遣うきちんとした性格も見え、美しさを表現する1つの手段とも言えます。
抜け毛に悩む男性にとっては「髪質よりも抜け毛防止」が気になるところですが、「乾燥を防ぐ」「栄養バランスを整える」「ダメージの回復」の3点から考えると、髪質は外部環境や体内からの悪影響が表れていると言えます。髪質の状態をチェックすることで改善の方法を見つけることは、抜け毛防止対策にもつながります。
目次
髪質からうかがえるライフスタイル
髪質は生まれ持ったものなため大きく変えることはできないでしょうが、個性をマイナス要素として見せない髪の毛の手入れは可能です。ツヤや潤いのある髪質は、食生活、生活習慣、ストレスなどライフスタイルの影響に対して手入れを怠らないきちんとした性格が表れた結果ということもできます。
同時に、ツヤや潤いのある髪質を決める基本要素は女性ホルモンの働きだといっても間違いではありません。そのため、年齢が上がると頭皮や髪の毛の潤いやツヤが失われ、薄毛になりやすくなります。
年代を問わず、男性も女性同様に体の変化や環境から受けるダメージに対応しながら髪質の改善と合わせたケアを考えることが抜け毛予防の基本だとも言えます。

太くてボリューム感のある髪質
見た目の第一印象は、太くてボリューム感のある髪質であれば男女問わず安心して話をすることができます。
弱々しい髪質を見ると、自信のなさや不安を感じてしまうこともあります。男女とも40代になると髪の毛が細くなったりボリューム感が失われる傾向が進みがちなので、若いときから頭皮や髪の毛のケアを開始しておくと良いでしょう。
ツヤと潤い感が満たされた髪質
特に女性の長い髪の毛にツヤがないと、清潔感が失われます。特に中高年の白髪女性で、髪の毛のツヤと輝きがなくごわごわしていると不潔感でいっぱいです。「髪の毛の手入れに気を遣わない」という印象があると、サービス業などでは不利だと言えます。
男性も同様で、清潔感のない男性から接客を受けたくありません。営業活動の第一印象も大きなマイナスとなってしまいます。
コシがあり自然にながれる髪質
生まれ持った細い髪の毛は変えようがありませんが、女性は美容院でトリートメントやヘアカラーを行うことである程度のボリューム感やコシを持たせることはできます。
男性もブラッシングをきちんとすることで、改善はできます。髪の毛のツヤや栄養分を与え、ブラッシングによって髪の毛はもちろん頭皮の血流を促進させることで効果が生まれます。
ツヤと潤いのある髪質へ改善する方法

ヘアケア製品で有名な花王のサイトを参考に1本の髪の毛の構造を見てみます。
外側から「キューティクル」「コルテックス」「メデュラ」となっています。太さはコルテックスの量で決まっています。
髪の毛は一度傷めると自己修復しないため、トリートメントなどのケアが不可欠です。ウロコ状のキューティクルは外部からの刺激から髪の毛を守ります。タンパク質が繊維の束の構造をしたコルテックスは、髪の毛そのものの太さやコシを維持しています。しっかりした髪の基本だと言えます。
リンスなどを使って外部からのダメージを抑え、体中から髪毛の健康を維持する生活習慣も考えてみましょう。
参考サイト:花王
外部ダメージの抑制と対応方法
柔らかく細い髪の毛は、スタイリングは簡単ですがダメージを受けやすい弱点があります。
女性の髪毛のダメージとして代表的なのは、パーマなどです。また不適切なブラッシングによってキューティクルを傷めることもあります。リンスやトリートメントなどにより栄養分や髪の毛の修復成分を浸透させる必要があります。
男性も同じようにリンスなどを使ったケアをすることで、修復につなげます。抜け毛を防ぐために皮脂を取り除く効果が高いシャンプーを使うと髪の毛の潤いも失われる可能性があります。
シャンプーや育毛剤のなかにはトリートメント効果がある製品もあるので、頭皮だけなく1本1本の髪の毛にも関心を持ってみましょう。栄養状態や保湿、潤いはいつも意識することが大切です。
内部からの悪影響と対応方法
一般的に印象があまりよくない髪質として、パサパサして潤いがないなど乾燥した髪の毛が挙げられます。保湿や潤いは頭皮のダメージ同様、髪の毛にとって好ましいとは言えません。
髪の毛は肌の角層が変化して伸びたものなので、頭皮の状態を改善することによって新たに生える髪の毛を健康な状態に変えることができます。食事や生活習慣を見直す必要はありますが、頭皮改善はシャンプーや育毛剤の助けを借ります。抜け毛対策も含めて頭皮ケアを開始する必要があります。
くせ毛は髪の毛が生える方向がバラバラの状態だと言えます。毛穴の皮脂を取り除き、頭皮の血流促進を図りながら丁寧なマッサージを兼ねたブラッシングで流れを整えていきます。
潤いのある髪質につながるトリートメントケアをしよう

髪の毛の潤いを取り戻すためには、髪の毛の外側のキューティクルやコルテックス部分に働きかける成分を補う必要があります。よく耳にするリンスとコンディショナー、トリートメントについて理解しておきましょう。シャンプーは汚れを落とす役割、その他は傷んだ髪の毛の修復を助けます。
リンス
主にキューティクルを修復することでツヤや輝きのある髪の毛に変えます。櫛通りの良さとも関連があるので、特に女性にとって美しい髪の毛を維持する基本と言えます。
抜け毛が多い男性はリンスをすると髪の毛がサラサラするため、髪の毛が弱々しい印象を受けることもあります。そこで、洗髪後はすぐに髪の毛と頭皮をドライヤーで乾燥させ、育毛用ブラシを使って髪の毛と頭皮マッサージを行います。しっかりと行うことで、一定のボリューム感を表現することができます。
コンディショナー
コンディショナーは髪の毛に浸透することで栄養不足に対応します。リンスとトリートメントの中間の働きだと言えます。シャンプー後は、リンス同様にしっかりブラッシングを行います。
トリートメント
トリートメントは髪の毛の表面とともに内部に有効成分を届ける効果を持っています。髪の毛をしっとりと保つ成分や、毛髪の成長にも欠かせないタンパク質やアミノ酸成分を含んでいます。
男性用育毛剤メーカーのなかにはトリートメントも併せて販売している会社もあります。できれば育毛剤と合うトリートメントを選ぶと良いでしょう。
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おわりに
髪質は生まれもったもので、太さも全体量もすぐに変えることは難しいでしょう。しかし、髪質も明らかに傷んでくると目に見てわかるようになります。
変化のなかで特に注意する点は、髪の毛の先端がバラバラで整わずパサパサとした乾燥状態です。見た目の印象も悪いので、トリートメントの活用や美容室で髪の毛を整えるヘアカラーとともにケアをします。
男性は自宅で頭皮ケアと併せて髪の毛の改善を行います。ツヤや潤いのある髪質は、抜け毛予防や髪の毛の太さを回復することに比べると簡単です。トリートメントやブラッシングなどケア製品を活用することで比較的短期間で実現します。
ハゲ薄毛研究所編集部
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