
冬の季節に抜け毛対策を行うことで、寒い時期の薄毛になるリスクを食い止めましょう。冬の寒さは髪の毛や頭皮にもダメージを与えて育毛や発毛を停滞させるリスクを持っているようです。
毎年繰り返すシーズンのリスクを回避するために、私たちがやっておきたいハゲ・抜け毛対策にはどんなことがあるのでしょうか?冬に起こりうるリスクとそれを防ぐ対策を紹介します。
目次
寒い時期は髪の生育がスムーズに進みにくい

冬に抜け毛や薄毛の悩みが増えやすいのは、頭皮へのダメージが進行しているためと考えられます。
頭皮は髪の毛を育てるための土壌のようなものであり、頭皮が健康でいられないと髪の毛の生育もスムーズに進まなくなる恐れがあります。
冬の寒さで血流が悪くなることが影響
冬は寒さによって血管が収縮し、血行が悪くなりやすいシーズンです。頭皮も同じく血行停滞のリスクを持ち、栄養や酸素、水分が十分に届きにくくなります。
すると、毛根は栄養不足になったり、頭皮が固くなって髪の毛を育てられなくなってしまうのです。
頭皮の乾燥も原因のひとつ
また、冬は乾燥のシーズンでもあります。冬になると、唇や顔の肌が乾燥しやすくなって、唇の荒れや頬のカサカサなど気にする人が増えますが、頭皮にも乾燥のダメージが起こっています。
頭皮が乾燥すると、外部からの刺激に弱くなったりターンオーバーが停滞しやすくなり、髪の生育を停滞させてしまうのです。血行不良も乾燥を悪化させる原因になります。
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冬の抜け毛・薄毛対策としては、寒さと乾燥にターゲットを絞って行うことが大切です。冬は野外で寒さや乾燥を気にするだけでなく、室内の乾燥しやすい環境にも注意が必要となります。
また、何気なく行っているヘアケアでも抜け毛・薄毛対策はできそうです。こちらで5つのポイントをおさえておきましょう。
1. 積極的に体を温める
寒い冬のダメージを頭皮に与えないためには、体全体を温めることが大切と言えます。外出時には頭から足先まで、きちんと防寒対策を行いましょう。
コートや肌着はもちろんですが、手袋や冬用の暖かい靴下を身に着けるなど体の末端を冷やさないようにすることも大切です。
2. 体を温める食事をする
食事では温かいものを取り入れ、体を温める食材を使ったメニューを考えましょう。体を温める食材としては、生姜やネギ類、チーズなどの発酵食品などがあります。
また、ごぼうやにんじん、レンコンなどの冬の野菜も体を温めると言われています。
生野菜や果物などは体を冷やすと言われますが、ビタミン類の摂取は乾燥予防に大切です。南国フルーツなどには体を冷やすものが含まれますが、旬の果物は体を適温に保つと言われており、日本の冬に出回るみかん類は比較的安心して食べることが出来そうです。
りんごも体を温める食べ物として知られています。
3. 室内で乾燥対策を徹底する
頭皮の乾燥はどこにいても起こりえる問題ですが、野外に比べて室内の乾燥は予防しやすいものです。
エアコンの暖房を利用している場合には、加湿器を併用して、こまめに空気の入れ替えを行います。洗濯物を室内に干したり、お湯を沸かしたりするのも意外と効果的です。ストーブの上に置かれたやかんも実は乾燥対策に大きな役割を担っています。
4. 保湿のためのヘアケアをおこなう
頭皮の乾燥はシーズンに関係なく毎日のヘアケアで起こっていることもあります。特に冬のヘアケアが間違っていると、頭皮のダメージが大きくなるかもしれません。冬は頭皮の皮脂分泌は以外に活発です。
そのため、乾燥どころかベタベタが気になって洗髪をしすぎたり保湿を怠る人もいます。また、冬は寒いため温度の高いシャワーを利用する人もいますが、これも乾燥や頭皮ダメージを引き起こす恐れがあります。
乾燥を防ぐには38度程度のぬるめの湯のシャワーを利用することが大切です。洗浄力の弱いシャンプーで頭皮をマッサージするように指の腹で洗います。皮脂が気になる場合には、入浴前にオイルパックを行うと良いでしょう。ホホバオイルなどの天然オイルを頭皮に塗布してタオルなどで蒸らしてからシャンプーすると、余分な皮脂を落として保湿することができます。
体を冷やさないように脱衣室には暖房をつけ、湯船で体を温めてから髪や体を洗うようにしましょう。
5. 帽子をかぶる時には注意をはらう
帽子は冬の防寒対策としても頭皮を刺激から守るためにも良さそうですが、かぶる時には注意も必要です。帽子は長時間かぶり続けることで蒸れてしまうことがあります。蒸れは頭皮に雑菌を増やす原因となるため、こまめに被りなおしたり通気性の良い素材を選ぶことが必要です。
また、静電気の起こりやすい素材にも注意が必要です。静電気は髪の毛にダメージを与えたり、頭皮にホコリが集まりやすくします。静電気はプラスとマイナスの電気を帯びやすい素材同士の組み合わせで発生しがちです。
そのため、帯電しにくい麻や木綿などの素材を利用すると良いでしょう。フリースと毛糸の二重素材の帽子などを見かけることがありますが、静電気対策としてはあまり勧められません。
おわりに
冬の寒いシーズンには、髪の毛に良くない影響を与えて抜け毛や薄毛の原因になることがたくさんあります。寒さや乾燥しやすい環境が髪の毛と頭皮の健康を損ねるリスクになりがちです。
いつも何気なくやっていることや使っているものの中にも薄毛の原因は隠れているので注意が必要です。冬の抜け毛・薄毛対策を見直して、寒さや乾燥に負けない頭皮を作りましょう。
ハゲ薄毛研究所編集部
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