薄毛を治す方法は高齢者にもある?チャレンジすべき3つ

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高齢でも薄毛を治すことは可能?チャレンジすべき3つの改善方法

高齢になると薄毛の改善を諦めてしまう人が多いものです。確かに年齢と薄毛・抜け毛は大きな関係があり、加齢とともに薄毛が進行するのは男性・女性限らず起こる問題と言えるでしょう。

しかし、髪の毛が減っていくのをただ手をまねいて見ているだけでは勿体無いのではないでしょうか。高齢でも薄毛のためにチャレンジできることはありますし、正しい方法で実践すれば大きな改善が見られるかも知れません。

こちらでチャレンジすべき3つの改善方法についてご紹介いたします。

高齢の薄毛の原因を追究しよう

おばさん

高齢者の薄毛を改善するためには、原因を知ることが大切です。高齢になってからの薄毛は、若い人の薄毛とは違った形で現れやすくなります

それは若い人とは違う原因で薄毛が進行するためです。特に若い男性の薄毛と高齢の方の薄毛は違っています。

若い男性の薄毛は「男性型脱毛症」であることが多い

若い男性の薄毛の多くは、男性ホルモンの変異による男性型脱毛症(AGA)の可能性が高くなります。20代を中心に10代から30代くらいの間に抜け毛が増え始める男性型脱毛症は、体質や遺伝に加えて生活習慣の悪化が原因となるようです。

M字やO字ハゲ、U字ハゲなどの形で現れるのも、その部分に多く男性ホルモンの変異の影響が出やすいためと考えられています。

若い女性の薄毛は生活習慣が原因

若い女性の薄毛の多くは、生活習慣の乱れによって起こるホルモンバランスの乱れが原因と考えられています。全体的に薄くなる症状が特徴的で、主につむじや髪の分け目などが目立ってきます。

ホルモンバランスの乱れは生活習慣による影響もありますが、加齢によって乱れやすくなります。そのため女性の薄毛は更年期に近づくにつれて起こりやすく、さらに、若い頃にムリをしているとその影響も重なって高齢になった時に薄毛のリスクが増えると言われています。

高齢の薄毛の原因は細胞分裂の衰え

高齢の方の薄毛の原因としては、老化による細胞分裂の衰えが考えられます。人間の体は歳とともに老化していき、徐々にその機能が衰えていきます。細胞分裂も加齢の影響で徐々に活発でなくなり、髪の毛を作り出すスピードもその質も落ちていくものです。

髪の毛の生育は毛母細胞というところで行われています。この毛母細胞が毛乳頭の指令を受けて細胞分裂を繰り返し、髪の毛を発毛させたり伸ばしているのです。

しかし、これらの細胞は加齢とともに働きを停滞させていきます。細胞分裂が行われなければ、髪は育たず薄毛が進行します。

高齢者の薄毛を進める原因として、血行不良も考えられる

高齢の薄毛を進める原因には、血行の停滞による栄養不足も関係しています。栄養や酸素、水分を体中に運ぶ血液の流れが悪くなると、頭皮にも栄養が届きにくくなり、髪の元が少なくなってしまいます。

髪の元になるたんぱく質やそれを合成させて髪を作るための成分などが減り、さらに細胞分裂に大切な酸素や髪の毛の内部に含まれる水分を得られません。栄養が届かないと髪の毛の質が悪くなり、キレ毛や抜け毛などが増えてしまいます。

また、栄養不足は頭皮自体にも乾燥や肌トラブルを抱えるリスクとなります。

高齢者の薄毛を改善させるための3つのチャレンジ

高齢でも薄毛を治すことは可能?チャレンジすべき3つの改善方法

高齢の方の薄毛を改善するためには、加齢によって起こりやすい体の機能の低下を防ぐことが大切です。

加齢による機能低下は誰にでも少なからず起こりえるものですが、その低下を少しでも遅らせる、減らすことは不可能ではありません。

頭皮の機能や体調を改善することで、高齢になってからでも薄毛を進める原因を回避しましょう。

1. 頭皮マッサージで血行を促進する

高齢の薄毛を改善するためには、頭皮の環境を整えることが大切です。頭皮の環境の悪化は老化とともに進み、髪の毛を成長させにくくします。頭皮に十分な血液を送って髪を育てやすい環境を作るには、頭皮マッサージによる血行促進が効果的です。

洗髪の時やヘアケアの時などに、頭皮全体を優しく指で揉みほぐしましょう。オイルなどを使ったマッサージであれば、栄養と油分の補給もできてさらに頭皮を整えることが出来そうです。毎日、継続して行うことで頭皮の血行を促進します。

2. 全身の血行を促進させる

高齢の薄毛の原因は、頭皮だけに限ったことでなく、全身に及びます。そのため、血行を促すなら体全体を考えることが大切です。全身の血行促進のためには、適度な運動や日々の入浴などで体を温めることが必要となります。高齢になると手足が冷えることが多くなりますが、これも血行不良が原因かも知れません。

運動の習慣は高齢になるにつれて維持しにくくなりますが、髪だけでなく体調のためにも大切なことです。散歩やラジオ体操など、自分で快適に出来るものや、室内でできるストレッチといった手軽なものを取り入れて、継続を目指しましょう。

また、入浴は面倒がらずに湯船にお湯を張り、リラックスをかねて半身浴などで十分に体を温めます。高い温度よりも低い温度のお湯にゆっくりと浸かる方が効果的です。

3. ヘアケアで発毛活性化を目指す

高齢になると細胞分裂や血流は停滞するため、生活習慣の改善が薄毛解消に結びつきにくくなることもあります。そんな時には積極的な薄毛対策として育毛剤を取り入れることも良いでしょう。

天然成分を使った体に優しい育毛剤を利用して、頭皮の血行促進や発毛活性を目指します。育毛剤までは使いたくないという場合には、頭皮の保湿ができるトリートメントなどを使っても良いでしょう。

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おわりに

高齢になると薄毛や抜け毛が始まるのは当たり前だと考えて「改善のために何かをする」ことを諦めてしまうことがあります。確かに加齢と薄毛の関係は密接です。

しかし、年齢による薄毛をさらに進めている原因がある場合には、それを解消することで改善できるかも知れません。高齢になっても豊富な髪の毛を維持するために、毎日の生活やケア方法を見直してみましょう。

髪だけでなく体全体にも良い影響を与えて、健康作りも目指せます。

ハゲ薄毛研究所編集部

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