
発毛を目指す方の間で流行っている頭皮のマッサージ。実際に試したことのある方、今も続けている方もいるでしょうが、どんな風にやったら良いのか、分からないと高い効果を目指すことはできません。
マッサージの頭皮への影響を理解して、発毛効果を促すための正しいマッサージ方法を身に着けましょう。間違った方法でマッサージを続けるとリスクもあるようです。
目次
頭皮マッサージが発毛に良いと言われる理由

頭皮マッサージは発毛効果があると言われていますが、どのようなメカニズムで髪の毛を育ててくれるのでしょうか?
メカニズムを知ることで、もっとマッサージを生かせるようになるかも知れません。
マッサージにより血行促進されるから
マッサージの効果としては、血管を刺激することで血流を良くすることが挙げられます。
頭皮の表面と頭蓋骨の間にある血管は、マッサージで押したりもんだりすることで物理的に刺激が加わり、その刺激によってポンプ機能を高めることが期待できます。
血液は髪の毛に栄養を運ぶものなので、その流れを良くすることで発毛の力が高くなるようです。
固い頭皮が柔らかくなり血流の滞りがなくなるから
マッサージをすることで、頭皮を柔軟にする効果も期待できます。固い頭皮では、血流も停滞しますし、毛穴から髪の毛が伸びるのを阻害する恐れがあります。
マッサージで頭皮を柔らかくすることで、少なくとも発毛しやすい環境になります。
毛穴に汚れを溜め込まないから
毛穴の周囲が刺激されて、毛穴に溜まっていた皮脂やほこりなどの汚れが出やすくなるのも頭皮マッサージの魅力です。
汚れが毛穴を詰まらせると、髪の毛がスムーズに生えにくくなります。シャンプー前やシャンプー中のマッサージで汚れを押し出して、落としやすくしましょう。
発毛効果を促すおすすめのマッサージ方法3選

発毛効果が期待できるマッサージを紹介します。シーン別に利用したり、自分の好みのマッサージ方法を選んだり、快適に発毛効果を高めてみましょう。
方法1. マッサージでツボを押しピンポイントに刺激する
ツボは東洋医学で体に流れる道筋にあるもので、そこが滞ると体調不良が起こると考えられています。頭皮の血行や髪の毛の生育に関係するツボも多数あり、そこをマッサージすることで発毛への効果が期待できます。
ツボを押す時は、リラックスした状態で「息を吐きながら押す」「息を吸いながら力を緩める」ことがポイントです。押しては離すを5秒ずつ3セットほど繰り返します。
頭皮の血流を促進するツボには、百会(ひゃくえ)や角孫(かくそん)、あ門(あもん)などがあります。百会は頭頂部にあるツボで健康にも良いとされ、血行促進、抜け毛予防、ストレスや頭痛の緩和にも効果があると言われています。
角孫は耳と生え際の間にあるくぼんだ部分にあり、やはり血行促進や抜け毛に効果があるようです。あ門はうなじから少し上の後頭部のくぼんだ部分にあり、首のこりや血行を改善します。
方法2. オイルを使い毛穴のクレンジングマッサージ
毛穴に溜まった汚れを落とすためのマッサージには、より効果を高めるために天然のオイルを利用します。オイルの種類は、ホホバオイルやオリーブオイル、手軽に行いたい人はベビーオイルなどを使ってみましょう。
天然のオイルであれば、皮脂の調節や保湿効果も期待でき、洗い上がりがしっとりサッパリするようです。
ブラッシング後、乾いた状態の頭皮に適量のオイルを塗布していき、全体的に馴染ませます。マッサージは生え際から頭頂部の方へ押し上げるように行います。気持ちよいくらいの力で頭皮に少ししわが寄るくらい揉むと良いでしょう。
オイルが馴染んだら、ホットタオルで蒸らしてから洗髪を行います。
方法3. こめかみ周辺のマッサージで血流改善
発毛マッサージは、ほんの少しのスキマ時間に行っても良い効果を得られます。生活の一こまにマッサージを取り入れて、いつでもどこでも頭皮の健康維持を目指しましょう。
こめかみは頭部の血流の入り口のような部分であり、頭皮の血行促進にも重要です。両手の親指を後頭部に当てて、耳を覆うように置いた4本指でこめかみをマッサージします。指の腹を少しずつずらして、こめかみの周囲を下から上に円を書くようにまんべんなく揉み解します。
発毛マッサージをする際の注意点

発毛のためにマッサージをすることは良いのですが、一生懸命になる余り、やりすぎたり負担を掛けすぎてしまうこともあります。
マッサージの刺激が発毛の妨げにならないように、注意すべき点も知っておきましょう。
マッサージをする場合は短時間にすること
マッサージは、長時間やり過ぎてしまうと皮膚への負担が大きくなります。頭皮マッサージは一回あたりを短く、期間は長く続けることが大切です。
毎日5分程度、長くても10分以内に留めて適度な刺激を与えられるようにしましょう。
皮膚や髪をこすらないこと
頭皮のマッサージでは、皮膚や髪の毛をこすらないようにすることも大切です。摩擦で傷つくと、皮膚や毛穴が固くなったり、炎症を起こしやすくなります。
また、髪の毛が摩擦を受けることでキューティクルが剥がれてパサつきやキレ毛が起こるリスクが高まります。
爪を立てたり力を入れすぎない
爪を立てたり、強い力を加えることも皮膚を傷つけるリスクとなります。また、皮膚の下にある毛細血管にダメージを与えることもあるようです。マッサージは指の腹を使って、自分が気持ちよいと感じる程度の力で行います。
そして、普段の生活でも頭を掻きむしったり、シャンプー時に爪を立てないようにすることが大切です。
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おわりに
マッサージは頭皮の健康を促進して、発毛を促す効果が期待できます。誰にでもチャレンジできる抜け毛・薄毛の対策なので、毎日小まめに行ってみましょう。
マッサージを行う際は、髪や頭皮を傷つけないように注意することも大切です。
ハゲ薄毛研究所編集部
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