
トリートメントは、髪に良いものではありますが、抜け毛を防いだり薄毛対策としての役割には多少の疑問があります。トリートメントを使っていて抜け毛が増えたという人はその使い方の見直しをしましょう。
トリートメントを過信したり、使い方を間違えてしまった場合には、反対に育毛を妨げ、抜け毛を引き起こすリスクになるようです。続けるごとに髪がきれいになるどころか、抜け毛のきっかけになっている可能性もあるため、気になったら今すぐ、チェックをすることが大切です。
目次
トリートメントは抜け毛に良い or 悪い?

髪の毛にツヤを与えたりしなやかな手触りにしてくれるトリートメント。使っている人も多いでしょうし、新製品が出るたびにチェックしているおしゃれ女性も多いものです。
しかし、実際にトリートメントが与える影響として、髪に良くないこともあるのでしょうか?トリートメントは抜け毛対策に良いのか悪いのか、またその原因も紹介します。
トリートメントは毛髪の健康な生育を応援してくれるから◎
トリートメントは髪の毛に栄養を与えたりコーティングして髪の毛の美しさや健康を守るものです。主成分としてはシリコンや界面活性剤、オイル成分、アミノ酸などが含まれています。
これらがキューティクルの隙間から髪の内側に栄養を与えたり、水分を逃がさないようにキューティクルをコーティングして隙間を埋めるといった働きをします。
ダメージを受けたキューティクルをサポートして、髪の内部を守るため、ダメージの加速を食い止めることも期待できます。
髪の毛はすでに生えている部分を内側から修復して健康を取り戻すことはできません。そのため、トリートメントで栄養を与えて外側を強くすることが大切です。
ただし、毛穴を詰まらせる原因となる場合も・・
トリートメントは髪の毛を守るために良い成分を含んでいますが、それが頭皮にとっては悪い成分となる可能性があります。
トリートメントは頭皮に付着することで毛穴を詰まらせたり、刺激を与える原因となり、毛穴が不健康になることで抜け毛につながる可能性もあります。
毛穴への悪影響という面を考えれば、頭皮にとってはトリートメントもホコリや皮脂などの汚れと同じものです。
トリートメントの意義を知らずに使うリスク
シャンプー後の清潔な髪の毛にトリートメントを塗布することで、必要な栄養分をより効果的に浸透させ、清潔なままでキューティクルにフタすることができます。
しかし、その働きのメカニズムや正しい使い方を知らないままで使用すると、トリートメントは頭皮を刺激したり毛穴を詰まらせる原因になります。
トリートメントは髪の毛を守るものであり、基本的には頭皮には使わないことを理解しておかないと、抜け毛が増えて「トリートメントは怖い!」となってしまうのです。
正しいトリートメント方法のポイント

トリートメントを利用する際は、髪の毛に栄養を与えて守るという目的を考えて正しく使うことが必要です。使い方を変えるだけで、トリートメントはあなたの髪の味方になるでしょう。
必ずシャンプー後に使用する
トリートメントはシャンプー後に使用します。髪の毛は濡れた状態なので、塗布する時にはこすらないように優しく扱うのが基本です。
シャワーを浴びて髪がたっぷりと水分を吸っていると、成分が流れ落ちて浸透しなかったり、頭皮に流れ着いてしまうため、軽く髪の水分を落としてから使用しましょう。栄養が浸透するように数分置いてから、洗い流します。
リンスを使う場合は最後に
トリートメントの成分はキューティクルが開いた状態で浸透しやすくなります。トリートメントにもシリコンや界面活性剤などのコーティング剤が入っているものもありますが、リンスにその役割を担ってもらうことも有効です。
リンスはシャンプー後のキューティクルを閉じるために使うため、必ずトリートメントの後に利用します。リンスの後にトリートメントをしても、キューティクルが閉じて浸透しません。これでは効果がないばかりか、洗髪の手順をいたずらに増やして髪に負担を与えるだけになってしまいます。
頭皮を避けて毛先を中心につける
トリートメントを使う時には、必ず毛先を中心に塗布していき、頭皮にはつけないようにします。トリートメントを頭皮に揉みこむ人もいるようですが、これは毛穴を詰まらせる原因になりかねません。
中には頭皮にも使える種類もありますが、それ以外のものは頭皮を避けて使いましょう。とくに髪の短い人はトリートメントが頭皮に届きやすいため注意が必要です。すすぎも頭皮を中心に十分に行い、頭皮についたトリートメントをキレイに落とします。
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正しいトリートメントの選び方はこれ

トリートメントは種類選びでも抜け毛のリスクを左右します。良いトリートメントを使用すれば、頭皮へのダメージリスクを減らすことができますが、悪いものを選んで使っていると頭皮にも髪にもダメージを与えるかも知れません。
ノンシリコンの天然成分を選ぶ
トリートメントの成分は、できれば天然成分のみでできたものを選びたいものです。市販の安価なものには、ケミカルなものや髪に必要ない添加物などが多く含まれています。
シリコンは髪をコーティングするものですが、それに代わる天然成分や植物性オイルなどが入ってるものもあります。コーティングの役割も天然成分を使うことで髪や頭皮をより優しく守ることが出来るでしょう。
洗い流さないトリートメントもおすすめ
シャンプー後に塗布して洗い流すトリートメントでは頭皮に流れつくのが怖い、という人は洗い流さないトリートメントを選択することも良いでしょう。
短髪の男性やショートカットの女性は、特に洗い流す時に頭皮にトリートメントが残りやすくなります。そのため、塗布した部分にとどめることが出来る流さないトリートメントが安心かも知れません。流さないものを使う際にも、水分で流れないように髪を乾かしてから使うことが大切です。
おわりに
トリートメントは使い方によって抜け毛の原因になることがあります。特にトリートメントを頭皮にも使っていた人は要注意です。髪の毛の健康を守るトリートメントは頭皮の健康を害する恐れがあることが分かったら、今すぐに毎日のヘアケアを見直してみましょう。
ハゲ薄毛研究所編集部
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