
「ハゲは年を取ってから進行していくもの」そんなふうに考えていると、思わぬ落とし穴にはまってしまうかもしれません。
まだ若いのに薄毛になってしまう、いわゆる若ハゲ(若年性脱毛症)という症状があります。
青春まっただ中で女の子とも遊びたい。そんな年頃なのに髪がどんどん薄くなっていくのは辛いものがあります。
そこで、若ハゲになる原因と改善策について見ていきましょう。
目次
若ハゲ(若年性脱毛症)ってなに?

そもそも若ハゲとは一体どういう症状なのか。その基本的な部分から説明いたします。
若ハゲとは「若年性脱毛症」のこと。
年を取ってから髪が薄くなっていくのではなく、若いうちからハゲが進行していってしまう状態です。
具体的に何歳までのハゲのことを若ハゲと呼ぶのかということは決まっていませんが、一般的には10代から20代のハゲのことを若ハゲと呼んでいるようです。
そして、若年性脱毛症は男性に多くみられますが、若い女性でも起こりえます。
生え際やつむじ周辺が薄くなっていく症状が見られる
円形脱毛症による急激な進行を除き、若ハゲは徐々に薄毛が進行していくことが多くなっています。
特に、髪の生え際やつむじ周りから薄くなっていきやすいと言われています。自分では気づきにくい位置なので、少し薄くなった、頭皮が透けて見えるくらいの初期症状では発見が困難です。
今までよりも抜け毛が多くなってきたり、今までよりも髪が細くなってきたりしているように感じたら要注意です。もしかしたら若ハゲの前兆かもしれません。
AGAの一種と言われている
若ハゲ(若年性脱毛症)はAGAの一種であると考えられています。
加齢とともに発症していくことの多いAGAですが、まれに若いうちからAGAの症状が現れることがあります。それがいわゆる若ハゲなのです。
まだ若いから大丈夫といった考えが通用しないので、しっかりとチェックしましょう。
若ハゲ(若年性脱毛症)になる4つの原因とは?

それでは、一体なにが原因で若ハゲになってしまうのでしょうか。
原因がわかれば対策が立てられるかもしれません。若ハゲの原因について見ていきましょう。
原因1. 遺伝
若ハゲの原因として最も多いのが「遺伝」です。親族(特に母方の祖父)にAGAを発症している場合は注意しましょう。
遺伝が原因の場合は、ほかの要素が原因の場合よりも早期にAGAクリニックの受診をして、しっかりと対策をすることが肝要です。
原因2. 生活習慣の乱れ
髪の毛も体の一部。体が健康でなければ髪を効率的に作ることができません。特に、偏った食生活と睡眠不足は髪にとって大敵です。
きちんと栄養を摂り、しっかりと睡眠を取ることが大切なのです。
また、タバコや過度な飲酒は控えた方がいいでしょう。
タバコは血行不良を引き起こすうえに、ビタミンCやビタミンEといった重要な栄養素に悪影響を与え、アルコールは分解されるときにビタミンとアミノ酸を大量に消費します。いずれの栄養素も髪と健康的な生活には欠かせません。
そのほかにも、現代人にとっては重大な問題の「ストレス」を受けることで、血流が悪くなる、髪が育ちにくくなるなどの悪影響がでることもあるようです。
原因3. 頭皮環境の悪化
頭皮が汚れていたり、皮脂が少なすぎたりすると、髪の毛が育ちにくくなります。しっかり頭を洗わない、または必要以上にシャンプーしすぎているなど、頭皮環境を良い状態に保てないと若ハゲになる可能性があります。
また、若い年齢では外見には気を遣うもの。
それだけに、整髪料つけすぎたり、ドライヤーを過度に当てすぎたりしてしまいがちです。しかしそれは髪の毛と地肌に負荷を与えることになってしまいます。
これらも若ハゲになる可能性を高めてしまうので、注意しましょう。
原因4. ヘアカラーやパーマが原因の場合もある
髪を染めたりパーマをかけたりすると、少なからず髪の毛がダメージを受けます。
過度な染髪やパーマを繰り返したり、それが自分の体質に合わなかったりすると、若ハゲの一因になりえます。
事前にパッチをする、短期間に何回もパーマやカラーリングをしないなど、頭皮のことを考えるようにしましょう。
「合わせて読みたい」
若ハゲ(若年性脱毛症)の改善策は?

それでは、どのような若ハゲ対策を取ればいいのでしょうか。ひとつひとつ見ていきましょう。
まずは、生活習慣を改善する
髪の毛を育てるには毛根へしっかりと栄養を送らなければなりません。
バランスのいい食事や、質のいい睡眠が大切です。
特に、髪の毛の元となる亜鉛やたんぱく質を十分に摂りましょう。
栄養をしっかり摂り、不健康な生活習慣をなくしていけば改善が期待できます。
育毛剤や育毛シャンプーを使う
髪の毛を育てるために育毛剤や育毛シャンプーを使用するのも方法のひとつです。
注意点としては、自分にあった成分・効果のものを選ぶことです。
効果を最大限に発揮するため、用法・用量を守って正しく使っていきましょう。
皮膚科や薄毛専門のクリニックへ行く
自分の取り組みだけで改善できない場合には、病院の皮膚科やAGAクリニックなどを受診しましょう。
専門家に診てもらい、薬を処方してもらうのが一番の改善方法です。
若ハゲのために病院などへ行くのは恥ずかしいと思うかもしれませんが、完全にハゲてしまってからでは手遅れになってしまうかもしれません。今後の人生にずっと影響していくので、一時の恥を耐える勇気も必要です。
なお、薄毛対策の受診は保険適用外なので、費用は全て自己負担となります。
未成年の場合は親に相談してから病院へ行くことをオススメします。
おわりに
いかがでしたでしょうか。若ハゲは同世代に同じ問題を抱える人が少なく、悩みを一人で抱え込んでしまいやすいものです。
対策が遅れれば遅れるほど改善しにくくなっていきますので、早めに行動を起こさなければなりません。
髪型で薄毛をごまかさず、根本的な対策を取って若ハゲを改善していきましょう。
ハゲ薄毛研究所編集部
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