髪に優しいヘアアイロンの正しい使い方と巻き方講座

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髪に優しいヘアアイロンの正しい使い方と巻き方講座

ヘアアイロンは、髪を簡単にセットできる、おしゃれに欠かせないアイテムですよね。でも、このヘアアイロンは間違った使い方をすると、髪に大きなダメージをあたえるため要注意です。

そこで今回は、髪に負担をかけないヘアアイロンの使い方をまとめてみました。ヘアスタイル別に巻き方もご紹介していますので、合わせて参考にしてくださいね。

ヘアアイロンの正しい使い方【準備編】

タオルドライをしている女性

まず最初に、ヘアアイロンはヘアスタイルを決めるためには便利なアイテムですが、使い続けるとキューティクルが剥がれて、ものすごく髪にダメージをあたえることを理解しておきましょう。

髪の負担を意識せずに、毎日使い続けていると髪はパサパサになって、思うようなヘアスタイルを作ることも難しくなります。そのような事態を防ぐためにも、ヘアアイロンを使う前から準備が始まります。

準備1. シャンプーをしておく

時間に余裕があるときは、ヘアアイロンの前にシャンプーを済ましておくとセットが決まりやすくなります。シャンプーの後は、トリートメントやコンディショナーを行い、すすぎ残しがないようにしっかり洗い流しましょう。

シャンプーをする時間がないときは、髪のクセをしっかりとっておけば大丈夫です。

準備2. タオルドライをする

シャンプーが終わった後に、いきなりドライヤーをかけることは絶対NGです。まずは乾いたタオルで髪の根元の部分からマッサージをするように、タオルで押さえて髪の水分を拭いていきます

このとき、髪をゴシゴシこすってしまうと、髪がこすれてキューティクルが剥がれやすくなったり、頭皮にダメージをあたえて抜け毛になったりすることがあるため、注意してください。

準備3. ドライヤーでしっかり乾かす

タオルドライが終わったら、洗い流さないタイプのトリートメントを塗ってから、ドライヤーで髪を乾かします。

ドライヤーは髪の根元から毛先に向けて温風を移動して、髪全体を乾かした最後に、冷風をあててキューティクルを引きしめておくことがポイントです。

このとき、髪が乾いていないと、ヘアアイロンのクセがつきにくく、仕上がり後のスタイリングもすぐに崩れてしまいます。

準備4. スタイリング剤をなじませて髪をとめておく

髪を乾かしたら、ヘアアイロン用のスタイリング剤をなじませ、コームで髪を左右に分けてから、上部分の髪をクリップでとめておきます。

ヘアアイロンの正しい使い方【実践編】

ヘアアイロンをあてる女性

ヘアアイロンを使うときの、おすすめの温度は170℃前後です。180℃以上に設定すると、キューティクルを傷つけやすくなるため、高温になり過ぎないように注意しましょう。

ヘアアイロンにあてる髪の量は、ヘアアイロンのサイズによっても違いますが、きれいなクセをつけるためには、1回の量を多くしないことがポイントです。

次は、ヘアアイロンを使って、カールを作る方法と、ストレートにする方法をそれぞれご紹介します。

【実践編】カールをきれいに作るコツ

カールをきれいに作るコツは、次の手順で行います。
(1)ヘアアイロンを半開きの状態で髪の根元をはさみ、カールの位置まですべらせます。

(2)内巻きや外巻きなど好みのカールに合わせて、ヘアアイロンに髪を巻きつけて熱をあてます。

(3)髪に熱が伝わったら、ヘアアイロンを半開きにして下方向へはずすと、きれいにカールが残ります。

(4)髪にクセがついたら、ヘアアイロンの熱が冷めるのをまってから手でほぐすと、ふんわりとした自然なカールができあがります。

【実践編】ストレートをきれいに作るコツ

次は、ヘアアイロンで髪をストレートに仕上げるポイントをご紹介します。基本的な使い方はカールをつけるときと同じですが、ストレートにするときは、特に1回の量が多くなり過ぎないことが、きれいに仕上げるポイントです。

(1)髪の束が平たくなるようにヘアアイロンでプレスして、ゆっくり毛先までおろします。

(2)自然なストレートにするためには、ヘアアイロンが毛先まできたら少しだけ内巻きにクセをつけると、まっすぐきれいなストレートヘアが仕上がります。

(3)髪がストレートになったら、ヘアアイロンの熱をしっかり冷ましておくことが、ストレートの状態を長持ちさせることにつながります。

ヘアアイロンで髪を傷めないための3つの注意点

女性が髪を傷めている

最初にお伝えしたように、ヘアアイロンは使い続けると髪に大きなダメージをあたえます。髪の健康を守りながら正しく使うためには、次の2つの注意点は必ず守るようにしましょう。

注意点1. 濡れた髪には使用しない

ヘアアイロンを正しく使うためには、髪が乾いた状態で使うことが基本です。もしも、ヘアアイロンをあてたときにジュッという音がしたときは、髪が濡れているサインです。

髪が濡れた状態でヘアアイロンを使用すると、キューティクルを傷つけるだけでなく、髪の内側の水分まで失われて、髪のダメージを大きくしますので、髪が乾いていることを確かめてから使用しましょう。

注意点2. 何度も同じところにヘアアイロンをあてない

ヘアアイロンの使い方に慣れないうちは、髪の毛の同じところを繰り返しプレスしがちですが、このやり方は髪に大きな負担をあたえます。理想的な使い方は、1回で髪にクセがつけられることですので、使い方を工夫しながらダメージを予防しましょう。

おわりに

今回は、髪にダメージをあたえない、正しいヘアアイロンの使い方と、髪の巻き方についてご紹介してきました。ヘアアイロンは、ヘアスタイルを決めるためには欠かせないアイテムの一つですが、熱を使って髪にクセをつけることは、それだけ髪に負担をかける行為でもあります。

誤ったヘアアイロンの使い方は、髪にダメージをあたえて、ボリュームも失われますので、美しい髪をキープするためには、正しい使い方でおしゃれを楽しみましょう。

ハゲ薄毛研究所編集部

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