
薄毛の人は髪の毛に良いことや抜け毛対策を頑張っているものですが、ヘアブラシについてしっかりと考えていますか?ヘアブラシはご存知の通り、「髪の毛をとくために使う」ブラシですが、ただ単に「髪のもつれが取れればいいや」というものではありません。
実はヘアブラシの選び方や使い方によって薄毛予防に良い影響を与えることもあると言われています。今回は、意外と注目されていなかったヘアブラシの正しい選び方と使い方を紹介します。
目次
ヘアブラシの効果は意外と大きい
ヘアブラシをこれまでおざなりに選んでいた人や何も考えることなく髪の毛をブラッシングしてきた人は多いでしょう。しかし、ヘアブラシは使い方次第で髪の毛や頭皮に大きな影響を与えることができ、抜け毛や切れ毛を予防したり、髪にツヤを与えるために役立ちます。
意外な効果を知れば、今後はヘアブラシが力強い味方のように見えてくるかも知れません。
適度な頭皮マッサージ効果が得られる
ヘアブラシの効果の1つには、頭皮マッサージによる血行促進があります。ヘアブラシを使う時には自然と頭皮にも毛先が当たっているものですが、この毛先の刺激がマッサージ効果を与えているのです。
頭皮に毛先が当たることで、頭皮やその奥にある血管が刺激されて、頭皮は新陳代謝を活性化、髪の毛に栄養や酸素を運んでいる血流は促進されます。
髪にツヤと潤いを与えてくれる
ヘアブラシで髪をとくことには、もう1つの効果が期待できます。それは髪の毛の美しさの向上です。
すでに生えている髪の毛は死んだ角質で出来ており、自分で皮脂を分泌したり補修したりは出来ませんが、頭皮の皮脂が馴染むことでツヤを与えることはできます。
ヘアブラシで髪をとくと、頭皮から出た皮脂が髪に良く馴染み、髪にツヤを与えます。皮脂は髪の毛の天然のコーティングとなり、髪の内側の潤いを維持する効果も期待できます。
ヘアブラシは髪のホコリを落としてくれる
シャンプー前にブラッシングをすることで、髪についたホコリを落として、毛穴に汚れが溜まらないようにしてくれます。ホコリはシャンプーだけでは落としにくく、皮脂と混ざって毛穴に詰まる恐れもあるものです。
そのため、ブラッシングであらかじめホコリを落としておくことは毛穴と頭皮の健康には大切となります。
薄毛の人にやって欲しいヘアブラシの選び方

薄毛が気になる人や髪の毛の状態を良くしたい人は、ヘアブラシの効果を十分に得ることが大切です。ヘアブラシにはさまざまな種類があり、どんな種類でも同じ効果があるとは言えません。
髪の毛に良いヘアブラシを選んで、これまでのブラッシングを薄毛対策にも生かしてみましょう。ここでは、薄毛に良いヘアブラシの種類と得られる効果について紹介します。
静電気が少ないスケルトンブラシが手ごろ価格でおすすめ
スケルトンブラシは、目が粗くガイコツのような形をしています。その見た目から「ガイコツブラシ」とも呼ばれることがあり、銭湯や旅館などでも見かけるオーソドックスなブラシです。
目が粗いことから、手ぐしに近い感覚で使えて、絡まりにくい特徴を持っています。摩擦も起こりにくいため、静電気も抑えることができ、髪の毛の多い人や長い髪、パーマを当てた髪にも使いやすくなります。
静電気や摩擦は髪の毛へのダメージとなるため、ダメージを抑えたい人には適しています。また、濡れた髪をとく時も目の細かいブラシよりもスケルトンブラシでとく方がダメージが少なくなります。値段がお手頃で、男性女性問わず人気があります。
頭皮ケアもかねて使いたいクッションブラシ
クッションブラシとは、ブラシの毛の生えているラバー部分に弾力のあるブラシです。ラバー部分は中央が盛り上がった形をしていて、髪や頭皮に当たりやすくなっています。
ラバー部分のクッション性が高いため、頭皮に当たった時にダメージが少なく、マッサージ効果が得られます。洗髪前に髪をとくことで、ホコリを落として毛穴の汚れを減らす効果も期待できます。
大きいサイズでマッサージ効果が高いパドルブラシ
パドルブラシはサイズが大きく、頭皮に当たる広さも大きいため、自然なマッサージ効果が得られます。大きいブラシですが、適度に目が粗いため摩擦や髪が引っ張られるリスクも少なくなります。抜け毛予防にも効果的で、使い心地が良いブラシです。
毛の素材も大切
ヘアブラシの毛にはナイロンや獣毛が、ボディにもプラスティックや木製などがあります。自然素材のものは比較的静電気が起こりにくいため、できるだけ天然の獣毛や木などで出来たものを選ぶと良いでしょう。
ただし、ボディが木のものは硬く弾力がないため、頭皮への刺激が強くなる恐れがあります。
薄毛の人に知って欲しいヘアブラシの使い方

自分に合ったヘアブラシを選んだら、正しい使い方で薄毛対策をしてみましょう。ヘアブラシによる薄毛対策は正しい使い方をしなければ良い効果を得られません。
ヘアブラシを使うスピードと力加減
ヘアブラシはサッサと力任せに使ってしまうと、頭皮ダメージが高まり、髪の毛が切れたり摩擦によって弱くなるリスクとなります。ヘアブラシを使う時は、適度なスピードと適度な力加減が必要です。
スピードは速すぎるとその分摩擦が起こりやすくなり、静電気のリスクが高くなります。急いでいる時でも、優しくゆっくりととくようにします。髪が絡まっている時も慎重にとくことで傷めずに整えることができます。
力加減は髪を引っ張ることと頭皮への刺激に影響します。髪の毛は強く引っ張ると切れ毛になってしまうため、無理にとかないように注意が必要です。絡んでいる場合には毛先からほぐすようにします。
また、頭皮には血管や髪を育てる細胞などがあり、強く刺激を与えるとダメージを受けます。気持ちいいくらいの力でマッサージするようにブラッシングしましょう。
ヘアブラシを使うタイミング
ヘアブラシで髪の毛をブラッシングして良いのは、基本的には髪の毛が乾いている時です。濡れた髪の毛はキューティクルが開いており、ダメージを受けやすくなっています。洗髪後のブラッシングは、髪を乾かしてから行いましょう。
濡れた髪を解きほぐしたい場合には、できるだけ目の粗いもので優しくブラッシングします。
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おわりに
ヘアブラシは選び方や使い方次第で薄毛の予防や改善に役立ちます。ブラッシングをおざなりにしていた人はこれからの毎日の工夫で抜け毛や切れ毛を防いで美しい髪の毛を作ってみましょう。何気なくやっていることですが、毎日の積み重ねが大きな影響を与えるはずです。
ハゲ薄毛研究所編集部
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