
美しい髪の毛は、毎日のブラッシングで作ることができます。手軽で誰でもやっていることですが、意外とその効果は大きいようです。正しいブラシ選びやブラッシングの方法を覚えておけば、コスパも良く美しい髪を目指せます。今回は、髪質に合わせたブラシの素材の選び方や正しいブラッシングを紹介します。
髪の毛にいいの?ブラシの効果とは
髪の毛をブラシで梳かすという行為は多くの人が誰でもやっていることです。何気ない日常の1コマとなっているため、そんな簡単なことで美しい髪の毛が手に入るの?と思う人も多いのではないでしょうか?しかし、ブラシは髪の毛から頭皮まで多岐にわたって活躍しているのです。
フケや汚れにさよなら!頭皮と髪をキレイに
髪の毛をブラシでとく、と言いますが、ブラッシングには髪のもつれをほぐすだけでなく、付いた汚れを落とす役割も持っています。
毎日の生活の中で自然に付着するホコリやフケなどをキレイに落とすことで、頭皮や髪の毛を清潔に保つことができるでしょう。
また、シャンプー前にブラシを使用することで、予めホコリを落として、ホコリと髪の毛の摩擦を減らす効果も期待できます。
ツヤツヤの髪に!自然な皮脂で潤いを
ブラッシングには、頭皮から分泌された皮脂を髪の毛全体に行き渡らせる効果も期待できます。頭皮からは常に皮脂が分泌されています。
時には毛穴詰まりの原因として悪者扱いされますが、皮脂は基本的に潤いを保つために大切なものです。髪の毛に行き渡らせることで髪をコーティングして守ることができるでしょう。
頭皮を元気に!マッサージで血行促進
ブラシの刺激は頭皮の血行を促進します。ブラシは髪の毛を整えながら、頭皮にも当たっています。これを意識的に行うことで、頭皮をマッサージすることになり、その下にある血管を刺激します。頭皮に流れる血液は髪の毛を育てるための栄養を運ぶ役割をしているので、育毛効果も期待できそうです。
髪質に合わせた素材の特徴と選び方

ブラシの素材にはいろいろな種類があり、それによって髪の毛や頭皮に与える影響が違ってきます。髪質によっても適したブラシがあるため、自分に合うブラシを見つけて、毎日のブラッシングをより快適なものにしてみましょう。
基本的に押さえたいブラシの素材と特徴
まずは、髪質に関わらず押さえておきたいポイントから。ブラシの素材には人工的なものから天然素材までさまざまです。基本的には、ナイロン製などの人工的な素材のブラシは静電気が起こりやすく、髪の毛への負担が大きくなりがちです。
反対に、天然毛で出来たブラシは毛先が柔らかく、頭皮への負担が少なくなります。静電気も起こりにくいため、ブラシ選びの基本として押さえておきましょう。
また、新素材として、セシオンなどで出来たブラシもあります。セシオンは、天然鉱石と遠赤外線セラミック、樹脂を合わせた素材です。これにはマイナスイオンを放出してキューティクルを整えるなどのプラスアルファの効果もあると言われています。
柔らかい髪質の人に合うブラシの素材
髪質の柔らかい人や髪の毛の少ない人には、目が細かくて柔らかい素材のブラシが適しています。豚毛は比較的柔らかい天然毛であり、適度にコシはあるものの髪を傷めず摩擦のリスクも少ないものです。白豚の毛は黒豚よりも柔らかく、より優しいタッチが期待できます。
赤ちゃん用には、ヤギの毛のブラシなどもあるようです。
硬い髪質の人に合うブラシの素材
太くて硬い髪質の人には、しっかりとした弾力のある猪毛のブラシが適しています。適度に太い毛質で、髪の毛が太くて多い人でも根元までしっかりとブラッシングできます。また、毛に水分と油分を含んでいるため静電気も防げます。
正しいブラッシングの仕方

自分に合ったブラシを手に入れたら、毎日のお手入れに使ってみましょう。美しい髪の毛を作るためには、正しい方法で優しくブラッシングすることが大切です。
毛先のもつれをほぐす
髪の毛をブラッシングする際は、まず毛先のもつれをほぐすことから始めましょう。最初から髪の毛の根元からブラシを入れると、もつれた部分が強く引っ張られて、髪が切れたり毛根に負担がかかります。
順序は毛先から根元へ少しずつ
毛先のもつれがほぐれたら、徐々に根元へと進んでいきます。毛先から少しずつ順番に進めていくことで、髪を切らずに梳くことができます。
また、ブラシを当てる毛の量も少しずつにするのがポイントです。大量の毛束にブラシを当てれば、それもやはり切れ毛や毛根への負担を増やしかねません。
頭皮のマッサージは適度に
最後に全体的にブラシを通しながら、頭皮にもブラシの刺激を与えて血行促進のマッサージをします。頭皮の血管はデリケートなので、強い力では行わないことが大切です。適度に心地よいくらいの力を心がけましょう。
ブラッシングの注意点

ブラシを使う時には注意点もあります。ここでは、ブラッシングを避けるべき状況とリスクを紹介します。特に、頭皮を傷つけたり、切れ毛を増やすようなやり方には注意しましょう。
頭皮にトラブルがある時は避けて
頭皮に炎症や傷、かゆみなどがある場合には、ブラッシングを熱心に行わない方が良いでしょう。髪を整えるためには多少のブラッシングは必要ですが、頭皮マッサージなどを意識的に行う必要はありません。
髪の毛が濡れている時は負担が大きい
ブラシによる髪の毛のダメージは、濡れている時の方が大きくなります。これはキューティクルが開いているためであり、濡れているときにブラシを使うと切れ毛のリスクが高まります。ブラッシングは適度に乾燥させた髪に行うことが大切です。
スベリが悪い時にはムリにとかない
髪の毛のスベリが悪く、そのままブラッシングすると髪が引っ張られるような場合には、ムリに梳いてはいけません。最初にほんの少し湿らせたり、ヘアクリームや天然オイルなどでケアを行い、スベリをよくしてからブラッシングをします。
ブラシのお手入れも重要!
ヘアブラシは髪や頭皮に当てるものであり、汚れが付いていれば、それがそのまま髪や頭皮に移ってしまいます。また、シャンプー前の髪の毛を梳く場合にはホコリや皮脂などの汚れがつきやすくなっています。そのため、ブラシも清潔に保つようにお手入れしましょう。
獣毛ブラシには、「ブラシのお手入れ用のブラシ」のようなグッズがあります。天然毛は水に弱いため、汚れがひどい時のみ、ぬるま湯ですすぐようにしましょう。
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おわりに
ブラシは美しい髪の毛を作る基本のケアとなります。誰でも手軽にやっていることのため、気づきにくいものですが、ブラシを替える、ブラッシングを変えるだけで髪の毛が変わるかも知れません。髪質に合わせた素材にこだわり、もっとブラッシングを楽しみましょう。
ハゲ薄毛研究所編集部
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