髪を傷つけないための正しいヘアアイロンの使い方5ケ条

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髪を傷つけないための正しいヘアアイロンの使い方5ケ条

ヘアアイロンは、髪の毛をセットする時にとても便利なものです。特に女性の長い髪を巻いたり、ストレートにしたりとさまざまなアレンジに役立ちます。しかし、実はそんな便利なヘアアイロンは薄毛の原因となるリスクがあるようです。

女性のアレンジの楽しみや利便性は薄毛改善のために奪われてしまうのでしょうか?

ヘアアイロンは薄毛の原因となる?

ヘアアイロンは高い温度で髪の毛にクセをつけるヘアアレンジのアイテムです。ドライヤーとは違って、髪の毛に直接触れさせて熱を伝える仕組みになっています。

文字通り、アイロンのような面に挟み込んで髪の毛のクセを伸ばしたり、くるくると巻けばカールしたりといった使い方をします。この方法には髪や頭皮へのダメージリスクを含んでいるようです。

ヘアアイロンの熱が髪を傷める

ヘアアイロンが髪に良くない、薄毛の原因になる、と言われる理由としてその熱がよく挙げられます。しかし、基本的には熱が毛根に伝わって髪が抜ける、ということはありません。ただし、熱が髪を傷めることで髪が抜けやすくなることはあるようです。

ヘアアイロンで与えた熱は、それが触れた髪の毛にしか伝わりません。しかし、その部分が熱でダメージを受けると、キューティクルが破壊されやすくなります。キューティクルが壊れることで髪の内部の水分や栄養が流出して、髪の健康が損なわれます。

髪の毛自体には神経も血流もありませんが、痛んだ髪の毛根は栄養を吸収しにくくなると言われています。

髪の毛を引っ張ると毛根が傷む

ヘアアイロンはその特徴的な使い方によって薄毛の原因になる可能性があります。ヘアアイロンでカールやストレートなどの癖付けをしている時に、強く髪を引っ張ってしまうことです。

髪の毛を強く引っ張ると、毛根も引っ張られてしまい、毛根がダメージを受けて抜けやすくなります。

たとえ、引っ張った時に抜けなくても、継続的に強く引っ張られていることで毛根が傷ついて髪を育てにくい環境になってしまうこともあります。

痛んだ髪のケアを怠り薄毛に繋がる

ヘアアイロンを使うと髪の毛が傷つく、乾燥する、ときちんと理解している人も注意が必要です。傷むことが分かっているからこそ、ヘアトリートメントや熱から髪を守るヘアケア剤などを利用しますが、それが頭皮まで及ぶと薄毛につながることもあります。

頭皮専用でなく髪の毛をケアするものや整髪料などが頭皮に残ると、毛根が詰まったり炎症の原因となり、薄毛の原因となります。

正しいヘアアイロンの使い方のお約束!5ケ条はこれ

ヘアアイロンをあてている女性

ヘアアイロンは薄毛のリスクを持っていますが、正しい使い方をすることで薄毛を予防することもできます。ちょっと物足りないと感じるかも知れませんが、髪の健康を守り薄毛にならないためには大切です。

1. 髪を強く引っ張らない

ヘアアイロンを使う時には、基本的に髪を強く引っ張らないことが大切です。ストレートにしたい時は髪の毛にそって滑らせるように当てます。スベリを良くするために、髪に専用のケア剤を付けておきましょう。

2. 当てる回数を減らす

ヘアアイロンは便利ですが、使いすぎないことも必要です。たまにはお休みして、軽いブローだけで済ませてみましょう。

夜シャンプーをした後にきちんとブローしておくと、朝のスタイリングは楽になります。スタイリングのために朝シャンをする女性は多いものですが、夜のシャンプーでも十分に美しくできます。

また、ヘアアイロンの1回辺りの使い方にも注意しましょう。何度も同じ部分に当てたり、長く当て続けることはNGです。

3. できるだけ低温で使う

ヘアアイロンの熱は直接というよりは、間接的に薄毛の原因となります。基本的には高温のヘアアイロンですが、できるだけ低温の設定で使うことが大切です。

髪の毛のたんぱく質は80~100度で変性し始めます。ヘアアイロンは120~250度くらいまでのものがありますが、設定できる温度の中でも低い設定を心がけましょう。

鏡の前でヘアアイロンをあてている女性

4. ヘアアイロンは乾燥した髪に使う

スタイリングをしやすいのは濡れた髪の毛、というのは確かに正しいことです。キューティクルは濡れた状態で開いており、そこに熱や風を当てて乾燥させると閉じて髪の形状を安定させます。

しかし、ヘアアイロンでそれを行うと、一気に髪の毛の水分を奪い、結果的に髪の毛に必要な水分まで奪ってしまうこととなります。ヘアアイロンのスタイリングは乾燥していても効果はあるので、乾燥した状態で使うようにしましょう。

5. ヘアケア剤は髪の毛だけに付けて

髪の傷みが気になって、ヘアケア剤をつける場合には、頭皮につかないようにしましょう。毛先から髪の中央にかけて馴染ませてからブラッシングをすると、頭皮につきにくくなります。

また、頭皮についたケア剤やスタイリング剤をすっきり流すために、毎日のシャンプーは頭皮を中心に十分に行いましょう。

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おわりに

女性の髪の毛を整えるためには、ヘアアイロンは欠かせないものとなっています。しかし、その使い方次第で薄毛の原因となることもあるため、使い方には十分注意をして髪の健康を守りましょう。

ヘアアイロン自体が髪の大敵というわけではなく、実は自分の使い方が髪を傷つけているかも知れません。

ハゲ薄毛研究所編集部

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