抜け毛の原因上位！？ヘアワックスは使い方次第でハゲる

一部では、抜け毛の原因になるといわれているヘアワックス。本当に、ヘアワックスを使うとハゲるのでしょうか。ここでは、ヘアワックスと薄毛の関係を解説しています。抜け毛が増えたなど感じている方は参考にしてください。

1 ヘアワックスでハゲることも
2 ヘアワックスの間違えた使い方
3 ヘアワックスの使用でハゲる理由
4 ヘアワックスの正しい使い方
5 まとめ

ヘアワックスでハゲることも

清潔感を保つため、おしゃれを楽しむため、ヘアワックスを利用している方が多いはずです。たいていの場合、問題なく使用できるとされていますが、使い方によってはヘアワックスが抜け毛の原因になることがあるといわれています。ヘアワックスを頭髪に塗布すると、なにも塗布していないときに比べてホコリなどが付着しやすくなります。あるいは、油分により毛穴が詰まりやすくなる恐れがあります。これらの影響を受けて、ヘアワックスの使い方によっては抜け毛が増えるといわれているのです。

ヘアワックスの間違えた使い方

とはいえ、ヘアワックスに何か問題があるわけではありません。正しく使えば、基本的にヘアワックスでハゲることはありません。ヘアワックスでハゲる主な原因は、使い方を間違えていることです。多くの方がおかしている間違いが、ヘアワックスのつけすぎです。毛穴や頭皮がヘアワックスやホコリなどでふさがれて、髪の毛の成長が阻害されてしまう恐れがあります。

また、ヘアワックスをつけすぎると、それを落とすためシャンプーで頭皮を洗いすぎてしまいます。頭皮を守る皮脂まで洗い流してしまうと、頭皮の乾燥や過剰な皮脂の分泌を招きます。いずれも、髪の健康にとってよくないトラブルです。もちろん、シャンプーを行わないこともいけません。ヘアワックスは髪の毛や頭皮の負担になる恐れがあるので、つけっぱなしで寝ることは勧められないのです。ヘアワックスの選び方にも気をつけなくてはなりません。市販されているヘアワックスの中には、刺激が強いとされるものがあります。刺激が弱いものでも自分に合わないものがあります。抜け毛などが心配な方は、できるだけ刺激の弱いヘアワックスを選んだほうが良いでしょう。

ヘアワックスの使用でハゲる理由

ヘアワックスの間違えた使用でハゲる理由は、頭皮がダメージを受けてしまうからです。毛穴や頭皮がふさがれる、頭皮が乾燥する、皮脂の分泌が多すぎるなどのトラブルが生じると頭皮がダメージを受けてしまいます。髪の毛は、頭皮から栄養を受けとり育ちます。頭皮は髪の毛にとって畑のような存在なのです。畑が荒れてしまうと、健康な髪の毛を育てられなくなります。

ヘアワックスの正しい使い方

ヘアワックスの主な問題点は、使い方を間違えることです。ヘアワックスの使用を避けられない方は、正しい使い方を意識すると良いでしょう。使用に当たり注意したいポイントを紹介します。

スタイリング前に髪の毛をぬらす

ヘアワックスをつけすぎている原因のひとつが、セット力に満足できないからといわれています。出掛ける前にスタイリングしても昼ごろには乱れているなどを解決するため、ヘアワックスをつけすぎる方が多いのです。スタイリングがすぐ乱れてしまう主な原因は寝癖を直していないことです。この問題は、ヘアワックスをつけすぎることではなく、スタイリングする前に髪の毛と頭皮をぬらしてブローすることで解決します。寝癖を直してからスタイリングすることで、ヘアワックスのスタイリング力を生かせるようになります。

頭皮への付着を避ける

ヘアワックスは、できるだけ頭皮に着けないようにしましょう。頭皮につくと、毛穴がふさがってしまうからです。ヘアワックスは、毛先だけに軽く馴染（なじ）ませるようにします。物足りなく感じるかもしれませんが、基本的にはこれが適量です。ヘアワックスをつけすぎている方に多いトラブルなので、当てはまる方は気をつけてください。

就寝前に必ず洗い落とす

ヘアワックスは、髪の毛と頭皮の負担になる恐れがあります。帰宅後はできるだけ早く洗い流しましょう。ただし、刺激の強いシャンプーを使って頭皮をゴシゴシこすると、頭皮が傷んでしまいます。低刺激のシャンプーを選んで、頭皮をマッサージするように優しく洗いましょう。低刺激のシャンプーのデメリットは洗浄力が弱いことです。人によってはヘアワックスを落としきれないはずです。十分に洗えていないと感じる方は、シャンプーの前にぬるま湯で髪の毛と頭皮をしっかり流すなど心がけると良いでしょう。

まとめ

ヘアワックスを使うとハゲると感じている方は、使い方を見直してみてはいかがでしょうか。ほとんどの場合、正しく使用することでトラブルは解決します。解決しない方は、使用しているヘアワックスが体質に合っていないかも知れません。あるいは、AGAなど体の内側に原因が潜んでいるかもしれません。原因を見極め対処することが重要なので、気になる方はAGAクリニックなどで相談してみてはいかがでしょうか。医学的な根拠に基づく改善策を提案してくれるはずです。