ハゲや薄毛に悩む方の中には、職場で差別やいじめを受けていると感じている方がいるのではないでしょうか。基本的に、ハゲや薄毛を自分でコントロールすることはできません。背が高い、背が低いなどと同じ身体的特徴のひとつなので、差別やいじめを受けるとつらいですよね。お困りの方に向けて職場での差別やいじめ対策を解説します。
目次
ハゲや薄毛が職場の差別・いじめの原因に
差別やいじめは子供が通う学校で起きるものと思われがちですが、大人が通う会社でも起こることがあります。過去に行われた調査によると会社の約1割で差別やいじめがあるとされているので、意外と身近なトラブルということができるでしょう。差別・いじめの原因は様々ですが、子供の差別・いじめと同じくたわいない原因ではじまるケースもあります。
例えば、被害者がハゲているという理由だけで、差別やいじめのターゲットにされることもあるのです。周囲は冗談のつもりでも、外見上の特徴をバカにして嫌な気分にすることは、立派な差別・いじめといえます。いじめの定義が「一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの。(文部科学省)」と定められているからです。
差別やいじめを受けたときにできること
ハゲや薄毛が原因で差別やいじめを受けた場合、どのように対処すればよいのでしょうか。お悩みの方は次の対策を検討するとよいかもしれません。
差別やいじめの内容を記録する
本人が差別やいじめを受けていると感じていても、周囲に認めてもらえないことは少なくありません。周囲に認めてもらえないと、差別やいじめを解決することは難しくなります。ハゲや薄毛で差別やいじめを受けている方は、その内容を記録しましょう。具体的には、いつ、どこで、どのような差別やいじめを受けたか、その場に誰がいたかなどを記録します。
日々の流れが分かる日記は、記録方法としてオススメです。あるいは、スマホで差別やいじめの現場を録音・録画してもよいでしょう。これらの記録は、裁判で証拠として認められることがあります。
「パワハラは、職権を背景に常軌を逸した執拗ないじめ、あるいは嫌がらせですので、業務上耐えられる限度を超えていたことを証拠立てる必要性があります。よって、いつ誰にどのようなことをされたかを記録しておきましょう」:厚生労働省 https://t.co/mSMrkpVDVE
— F.Nr (@fn23e) April 30, 2017
会社に差別やいじめを報告する
基本的に、差別・いじめは、立場の強いものが立場の弱い者に対して行います。立場の弱いものが立場の強いものに差別やいじめを訴えても、改善されないことがほとんどです。つまり、当事者間で差別やいじめを解決することは難しいのです。ハゲや薄毛で差別やいじめを受けている方は、その内容を記録して直属の上司に文書で報告すると良いでしょう。ポイントは文書で証拠を残すことと、改善策を要求することです。
解決しないときは会社のスタンスを確認する
勤務先や上司によっては、差別やいじめの報告をしても対処してくれないことがあります。対処してくれない場合は、差別やいじめに対する会社のスタンスを確認しましょう。ポイントは、会社のスタンスを文書にしてもらうことです。差別やいじめに対しどのようなスタンスでどのような対応をしたかわかるように文書にしてもらいます。文書に残すことで、のちに会社の対応が適切だったか、評価できます。
職場環境配慮義務
会社の中には、差別やいじめに積極的に対処しないばかりか、会社のスタンスを明らかにしないところもあります。会社が対応してくれないと泣き寝入りしてしまいがちですが、会社には「職場環境配慮義務」があります。「職場環境配慮義務」とは、法律に定められた労働者が働きやすい環境を作る会社の義務です。差別やいじめが行われる職場環境を働きやすい環境とは言えません。会社が適切に対応してくれないときは、この点について確認するとよいかもしれません。
労働局に相談
会社内で差別やいじめを解決できない方は、労働局に相談してみてはいかがでしょうか。労働局は各都道府県に一つ設置されている、労働基準監督署などの上部組織です。労働問題を解決する様々な業務を行っています。業務の中には、いじめなど職場環境に関する労働問題も含まれます。会社と労働者の間で解決が困難な場合は、労働局が互いの主張を調整しながら解決策を模索してくれるあっせんによる解決を図ることもできます。差別やいじめを受けている方にとっては、頼りになる機関といえるでしょう。
精神障害の発病で労災が認定される場合があります。
上司や同僚からパワハラやいじめ、長時間労働の強要、仕事上での差別や不利益な扱いを受け精神障害を発病した場合、1度労働基準監督署の相談窓口へ行ってみることをおすすめします。
— とりあえず労基行こ (@rodosoudan) May 23, 2017
個人的な報復は控える
差別やいじめを受けている方の中には、加害者への怒りを抑えられない方がいるはずです。報復したいと考えているかもしれませんが、個人的な報復は控えたほうが良いといわれています。被害者も悪いといわれる理由を作ってしまうからです。怒りはぐっとこらえて、第三者の手を借りながら解決したほうが効果的です。
まとめ
いじめは大人の社会にも存在します。単にハゲているからという理由だけでターゲットにされることもあります。ハゲや薄毛が原因で差別やいじめを受けている方は、その内容を記録して、上司や会社に報告し改善してもらいましょう。会社には、職場環境配慮義務があります。上司や会社が積極的にとりあってくれないときは、会社のスタンスを確認したうえで労働局に相談することができます。労働局はいじめなど職場環境に関する問題などを取り扱う機関です。具体的な対策を教えてくれるはずです。
ハゲ薄毛研究所編集部
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