お酒と同様、嗜好品の一つである煙草は肺がんのリスクを高めることで知られていますが、薄毛を招く原因の一つでもあります。ここでは、煙草が髪に悪い理由と禁煙のメリットなどを説明します。
目次
なぜ、煙草は髪に悪いのか?
煙草に含まれるニコチンが体内に入ると、自律神経に影響を及ぼし血管を収縮させるため、血行が悪くなります。血液は酸素や栄養を運ぶ役目があり、血行が悪くなるとこれらの栄養を全身に運べなくなってしまいます。頭皮は後回しにされる部位で、このような状況に陥ると髪が生成されにくくなるため抜け毛に繋がります。さらに、ニコチンは体内に存在するビタミンを破壊するため、ビタミンが不足しやすくなります。ビタミンにはメラニン色素の生成を防ぐ働きや、肌の酸化を抑える抗酸化作用がありますが、ニコチンによってこの成分が破壊されるとしみができたり、老化の原因になったりします。
禁煙を成功させるために
ある日を境に突然煙草を断ったとしても、喫煙できないストレスで長続きしないので、まずは煙草の本数を減らしていきましょう。煙草にひどく依存している場合は禁煙治療がおすすめです。最近では健康保険を使って禁煙治療を受けることが可能で、禁煙補助薬の処方や専門医のアドバイスが聞けます。一人だけの禁煙は心細い部分も出てくると思うので、専門医の存在は心強いです。
また、ビールなどのアルコールを家に置くことや、お酒の席には出来る限り近付かないようにしましょう。お酒を飲むと気が緩み、つい1本だけと煙草に手が伸びてしまいます。会社の都合でお酒の席に付き合わなければいけない時は、禁煙していることを伝えノンアルコールを頼みましょう。
禁煙記録をとる
禁煙してから起きた禁断症状と度合い、それらに打ち勝った方法を記録しましょう。吸いたいという欲求に負けて煙草に手を出したとしても、そこからリスタートしてください。禁煙記録を見直すことで、反省点や禁煙をする理由を確認できます。
煙草をやめた時のメリット
出費が減る
例えば420円の煙草を1日1箱吸っていたのを止めると、1ヶ月12,600円の出費を減らすことができ、1年だと151,200円!欲しいものや習い事などをする資金に回せますよね。
ご飯がおいしくなる
人間の舌の表面には味蕾(みらい)というブツブツした突起があります。この部分で食べ物の味を感じる働きがあるのですが、煙草に含まれるニコチンなどの刺激を受けることで味覚が麻痺してしまいます。禁煙することで麻痺していた味覚が正常に戻るため、ご飯がおいしくなるといわれています。
禁煙しようと煙草をやめると・・・
禁煙すると禁断症状が出ます。体内に溜まったニコチンが抜けていき、一般的に禁煙してから3日がピークとなります。
イライラ・集中力の低下
イライラは煙草の代表的な禁断症状の一つです。イライラが抑えられないようであれば、禁煙補助薬を使うと良いでしょう。禁煙補助薬には、ガムタイプと湿布のように貼るタイプがあり、煙草の代わりにニコチンを体内に吸収させる役割があります。
禁煙を始める時期
禁煙することでイライラしたり、集中力が低下したりすることがあるため長期休暇に始めるのが良いです。前述の通り、禁煙を開始してから3日がピークとなるので土日月(祝日)といった連休が狙い目になります。仕事に支障を与えないよう禁煙を始める時期も考える必要があります。
まとめ
気を紛らすために吸い始めたなど理由はさまざまだと思いますが、喫煙は薄毛の大敵となります。禁煙することで出費を減らすことはもちろん、抜け毛を防ぐことができます。禁煙中に1度や2度煙草に手が伸びるのは、誰もが通る道なので、諦めず煙草に立ち向かってください。
参考サイト
YAHOO!知恵袋 こちらから
ハゲ薄毛研究所編集部
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