シャンプー選びを誤ると悲惨なことに!着目べき成分とは?

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スカルプシャンプーは通常のシャンプーと異なり少々高い買い物なので、購入には慎重になります。抜け毛を改善しようと思い立ったものの、どんなスカルプシャンプーを買えば良いのか困っている方はこのコラムをチェックしてみてください。ここではスカルプシャンプーを買う時に確認するべき主な成分を説明します。

スカルプシャンプーと一般的なシャンプーの違い

誤解される方が多いのですが、「育毛シャンプー」という商品は存在しません。いわゆる育毛シャンプー(スカルプシャンプー)は、頭皮の余分な皮脂汚れを除去し、地肌を清潔に保って毛髪が成長しやすい環境にすることを目的としています。頭皮を清潔に保つことで抜け毛を抑え、育毛剤の浸透をより良くするサポート役をします。シャンプーを使うことで髪が生えるということではないのでご注意ください。
また、通常のシャンプーは洗浄力が高い点が特徴ですが、地肌や毛髪に刺激を与え頭皮に必要な皮脂までとってしまうデメリットがあります。そのため、髪質が合わないと地肌が乾燥したり肌トラブルを起こしたりする原因となります。

スカルプシャンプーの選び方

自分の頭髪に合っているかが重要です。使い始めて頭皮にかゆみを感じるのであれば、そのシャンプーは頭皮に合っていないかもしれません。

髪質に合ったものを選ぶ

髪質は大きく分けて3つあります。
・オイルヘア
頭皮の皮脂分泌が過剰で、抜け毛などの原因となります。オイルヘアの方は皮脂分泌を抑える効果のあるスカルプシャンプーを選びましょう。

・ドライヘア
頭髪が乾燥しているため、普段から髪がパサつきフケが出やすい髪質です。ドライヘアの方は、オイルが配合されたスカルプシャンプーがおすすめです。

・ノーマルヘア
抜け毛・薄毛になりにくい髪質を指します。

使い続けられる値段か

スカルプシャンプーは毎日使うことで効果を持続できます。しかし、頭皮環境を改善するスカルプシャンプーは通常のシャンプーよりも高価なものが多く、途中で継続することができなくなることも考えられます。定期的な出費となるので、お財布と相談して使い続けられるスカルプシャンプーを選んでください。

購入する前に確認すべき成分!

シャンプーの8割が水で、残りの2割弱は界面活性剤で占めています。界面活性剤は水と油を混合することのできる物質です。頭皮に付着した皮脂やワックスなどの整髪剤は水だけで洗いすことが難しいため、界面活性剤を使って落とします。界面活性剤は高級アルコール系・アミノ酸系などに分けられ、シャンプーに配合されています。高級アルコール系シャンプーは泡立ちが良いものの洗浄力が強く、頭皮に必要な皮脂まで除去していまいます。

高級アルコール系シャンプーに含まれる成分の一例

・ラウリル硫酸アンモニウム
・ラウリル硫酸Na
・ラウリル硫酸TEA
・ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸Na
・ラウリルベンゼンスルホン酸Na

市販のシャンプーに配合されることが多く、これらの成分が購入しようとしているシャンプーに入っていないかチェックしましょう。

アミノ酸系シャンプーを選ぶ

アミノ酸系シャンプーとは、文字通り洗浄成分にアミノ酸が配合されているシャンプーを指します。このシャンプーは優れた保湿性があり、頭髪を傷めないようマイルドに洗い上げてくれます。人間の体はアミノ酸で構成されていることから、頭髪もアミノ酸でできています。

アミノ酸系シャンプーに含まれる成分の一例

・ラウロイルアスパラギン酸Na
・ラウロイルグルタミン酸Na
・ラウロイルサルコシンTEA
・ラウロイルメチルアラニンNa
・ココイルグルタミン酸TEA

これらの成分が含まれるシャンプーがアミノ酸系シャンプーとなります。

まとめ

薄毛を改善しようとしている方におすすめなのが頭髪をやさしく洗いあげてくれるアミノ酸系シャンプーです。製品によって頭髪に良くない成分が配合されていることもあるので、購入する時は配合されている成分を確認した上で購入してください。自分に合ったスカルプシャンプーが見つかるまで時間がかかるかもしれませんが、頭皮に適したものを探してください。

参考サイト
日本臨床医学発毛協会 こちらから

ハゲ薄毛研究所編集部

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